【like a sign dog.】RHYTHMOS x organ/original bag “yukipon”

ワンハンドルが印象的な、コロンとした小ぶりなバッグは、福岡のorganさんのために製作している、オリジナルアイテム。

このバッグを依頼されたのは、確か4年ほど前だったでしょうか。 
POP-UPイベントでお店にお伺いした時に、雑談の中で、「こんなバッグが欲しい。できればオリジナルアイテムとして販売したい」
と言うありがたいお話をいただき、それから1年近くかかってしまいましたが、ようやく形になり、販売にいたりました。

相手のイメージと要望を聞き、それをいったん消化する。
自分の得意なつくりや素材との相性をこね回す。
頭の中に出来上がったデザインを一気にカタチにして行く。

お取扱店のための特別なアイテムは、大体いつもそうやって生まれます。

”YUKIPON”と言う名前がついたこのバッグ。
その命名には理由があります。

organさんには当時、看板犬がいました。
黒いラブラドールの女の子で、人懐こくて賢くて、お店の雰囲気にもマッチした、素敵な看板犬でした。

最初の試作が出来上がってお届けした時、病に伏せていた彼女が亡くなったことを知りませんでした。
数日後にご連絡を頂き、その事実を知ったときは、思わず声を失ってしまいました。

うちにも看板犬がいます。毎日のように一緒に出勤するのも、organさんと同じ。
同じ愛犬家として、悲しみに打ちひしがれるだろうことは、容易に想像がつきますが、
きっと愛犬の死を目の前にした悲しみは、想像をはるかに超えるものだろうと思います。

そんな時に、僕から届いた黒い革で作ったそのバッグは、持ち手の取り付け部分が、ラブラドールの垂れ耳に見えたと。
一目で気に入って、すぐに販売したいとおっしゃって下さいました。

彼女の名前はユキ。
愛称だった”ユキポン”をそのままバッグの名前に。

いつかこんなお店にRHYTHMOSが並んだら…と思っていた素敵なお店と、こんなカタチでお仕事ができて、
意図したわけではなかったけれど、偶然にも大切な愛犬の面影に重ねていただき、思い入れのあるアイテムとなり、とても光栄です。

自分の作り出すものが、単なるモノとしての価値だけでなく、それぞれの想いやストーリーが重なり、誰かの大切なものになる。
と言うことを体感して、改めてモノづくりの仕事をしていて良かった思います。

organ
〒815-0033 福岡県福岡市南区大橋1-14−5
tel_092-512-5967
https://organ-online.com/

RHYTHMOS x organ/original bag “yukipon”
https://organ.shop-pro.jp/?pid=143355028

a day.

革が活躍するのはお財布などの日用品だけではなく、意外と生活の身近な場所に溶け込んでいます。例えば、来店する人が必ず手にするドアの持ち手。鉄のハンドルは冷たく手に触れるとヒヤッとしますが、それを革で包み込むことで手触りがよくなるだけでなく、年数が経つことで、お店の歴史を感じる革の持ち味が楽しめます。時折、友人の仕事のお手伝いをすることがありますが、コーヒースタンドがオープンする時に製作したので、かれこれ6.7年ほどでしょうか。。

肌寒い空気にふと秋の訪れを感じ、あたたかいお茶や珈琲が恋しくなってきました。秋がはじまっていく夜のにおいと虫の声は遠く懐かしいような感覚になります。

コーヒーソルジャー
https://coffeesoldier.com/home/

Leather-note

Leather-note for the relax-magazine.

2016年2月25日、1号限定で復刊された雑誌「relax」

当時、夢中になって読んでいた世代にとっては待ちに待った復刊だったのではないでしょうか?
代表の飯伏もその一人。今回はオリジナルのアイテム製作で関わらせて頂きました。製作時の端材を再利用して作られるリュトモスのセカンドライン[LEFTOVER]より、革表紙のノートにオリジナルのスタンプを押した限定アイテムです。代官山蔦屋書店と、渋谷parco part1 meetscalストアにて販売しております。

relax
http://www.relax-legacy.jp/