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第1回目から関わっているGOOD NEIGHBORS JAMBOREEの”本が発売”されました。
主宰の坂口修一郎さんは、先輩であり親友。本の企画段階から話を聞いていたし、少しだけどお手伝いもしました。
出来上がった本を手にして、あらためて12年に詰め込まれた色んな人の想い、シュウさんの想いをヒシヒシと感じます。

また、今回の書籍刊行に合わせて、記念グッズのブックマークを作りました。
ブックマークや本のご購入は、ご近所のOWLさんへ。

OWL
〒892-0842 鹿児島県鹿児島市東千石町14−16 1-2F
099-222-0357

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グッドネイバーズ・ジャンボリーの本
「ローカルを照らすコミュニティ・フェティバルの12年」11月24日より全国の書店で発売します。

鹿児島ではashのタイミングに合わせて、先行して鹿児島のみんなのジェネラルストアOWLでの販売が始まりました。

ジャンボリーの本を作るプロジェクトは、コロナ禍である去年から始まりました。GNJはピークだった時には2000人ほどの人が出入りするイベントでした。それからさらに拡大するかどうかの岐路に立っていたのはウイルスのことなどほとんどのひとが想像もできていなかった時。

でも直感的に僕らは大幅に規模をダウンサイズすることにした。その後にやってきたコロナウイルスでも歩みを止めずにいられたのはその前にフェスティバルの構造を見直していたからでした。

そんなコミュニティフェスティバルGNJはどうやってはじまり、いかにして12年間一度も止まることなく継続してきたのか。

それを初回から関わってくれている実行委員のみんなと振り返り出来たのがこの本です。僕らが感覚的にやってきたことを改めて言語化することには躊躇と困難もありました。足回りの経済的なことも可能な範囲で開示していたりして、ここまで手の内をあかしていいのかなとも思ったりもした。

でも、いま世の中の祝祭の形は、未だ収まらない感染症によって大きく変容を迫られています。惰性で続いていた祭りやイベントは淘汰され、本質的にやる意味があるかどうかを問われるようになっている。それでも人は集う生き物だし、祭りの本質は初期衝動で突き動かされるもの。ビジネスでも伝統でもなく、これから手弁当で走り出す人たちに僕らの12年間の冒険の物語が少しでも役に立つのであれば、その経験を差し出してシェアしようとしたのがこの本です。

とはいえフィジカルなメディアである本には盛り込みきれなかった事はたくさんあります。それはこれからこの本を抱えてあちこちに赴いて、僕の口から直接伝えるキャラバンをしようと思います。そこで出会った人たちとまた次のプロジェクトが生まれていく予感もあります。

どこかの本屋さんの書棚で見かけたらぜひ手に取って、興味を持ったら連絡をください。この小さな本を起点に新しい祝祭日のあり方について、みんなの場所で語り合う対話の渦が生まれたらいいなと思っています。その場がみんなのジャンボリーになるといい。もちろんその名前がジャンボリーである必要なんてありません。フランチャイズ的なビジネスモデルとは真逆の活動がグッドネイバーズ・ジャンボリーだからです。

この本はジャンボリーのプロモーションのために作ったものではありません。この本を読んでくれた人がみんな来たら今のジャンボリーはとっくにキャパオーバーになってしまう。ただ、その先に僕らの森の文化祭に興味を持ってもらえるのであれば、その時は森の学校で会いましょう。そしてグラスを傾け乾杯しましょう!

そんなことを想像しながらこの本を読んでもらえたら嬉しいです。

坂口修一郎
https://goodneighborsjamboree.com/2022/

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